使うほどに味がでるシンプルで存在感のある骨董品

心の隙間をうめる骨董品

今はだれもが携帯やスマホ、パソコンなどを持ち、衣食住にことさら悩むこともない世の中で、物質的には今の日本ほど豊かになった国もないとされています。しかし、心が豊かであるかは別の話で、むなしさを覚えて潤いを欲しがっていたり、いろいろなものが多様化する中、本当に価値のあるものが何かわからなくなっているということもあり、骨董品に惹かれていく人が老若男女問わず増えているのです。 世の中がどのように変化していっても、信じられるものというのは美しいものや誠実な心で、骨董品には少なくともその信じられるものがあり、たかが200年や300年でその本質にある美しさや価値が変わるものではないということになります。また、かつて日本家屋には必ず床の間には一輪挿しを置き、壁に軸物をかけるだけでその空間は風雅に心を潤すその家にはなくてはならない空間に変身していたのです。骨董品というのはこの何もない床の間の様な精神空間を埋めるもので、だからこそ向き合うことで心を満たしてくれるものになります。